能登の旬な情報をお届けします。


by noto-tourism

カテゴリ:能登の観光情報(珠洲市)( 20 )

本龍寺の“やぶ椿”

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珠洲市三崎町宇治の“本龍寺”には、樹齢およそ300年、幹周り2m35cmの“やぶ椿”があります。
これは千手観音椿とも呼ばれ、珠洲市の天然記念物に指定。

残念ながら時季はもう終わり頃で、椿の花もかなり落ちてしまっていますが、もう1週間くらいは楽しめそうです。

地図はこちら

■海貝山 本龍寺
tel : 0768-88-2319
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by noto-tourism | 2005-03-30 16:48 | 能登の観光情報(珠洲市)

谷崎の地蔵様に願う

難聴に悩まされている方はいらっしゃいませんか?
最近は小型で性能の良い補聴器も数多くありますが、できれば自分の耳で生の音を聞きたいものです。

今日ご紹介するのは珠洲市鵜飼の谷崎地区にある、耳が治るという言い伝えがある“谷崎の地蔵様”です。
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お地蔵様の周りを頑丈そうな石の祠が囲っているのが分かるでしょうか?

このお地蔵様にはこんな云われがあるんです。



天保14年ごろ、この鵜飼村には甚左衛門というお百姓さんがいました。
お百姓さんですから田んぼや畑で農作物を育てるのが仕事ですが、いつも豊作豊作でとっても幸せな日々を送っていました。

しかしそんな甚左衛門にも一つだけ悩みがあったのです。それは息子の甚五郎のこと。
目に入れても痛くないほどに可愛がっている一人息子の甚五郎は、生まれつき耳が聞こえないのです。
甚左衛門は、なんとか甚五郎の耳が治らないものかとあの手この手を尽くしましたが、甚五郎の耳を治すことはできませんでした。

そんなある晩のこと、甚左衛門の耳元に妙な声が聞こえてきました。

『谷崎の峠道の火葬場近くにあるお地蔵様に願をかけなさい』と。

甚左衛門は、これはきっと神様からのお告げと思い、早速息子の甚五郎を連れて二人で一心不乱にお祈りをしました。
すると奇跡は突然起こったのです。

甚左衛門はお地蔵様の後ろに回り、ポンッと手をたたきました。
するとどうでしょう、甚五郎はその音に反応し、そちらに顔を向けたのです。

『あっ!聞こえた!』

二人はたいそう喜び、すぐさま頑丈な石の祠を建てて祀りました。

その後、大きくなった甚五郎はその手先の器用さを生かして、鵜飼の祭りに使われる山車の絵を書いたり、人形の飾り付けをするようになったそうです。

おしまい。




どうでしたか?
どうやらこのお地蔵様のおかげで聞こえなかった耳が聞こえるようになったようですね。
他愛もない民話のようにも聞こえますが、なにかしら根拠があってこそ民話が生まれたのかと考えると、奇跡を信じてみてもいいのかもしれません。

ちなみにこのお地蔵様、昔は別の場所にあったそうですが、現在は国道249号線沿いの海の近くにあります。地図はこちら
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by noto-tourism | 2005-03-23 13:07 | 能登の観光情報(珠洲市)

須須神社の“的打神事”

須須神社で毎年3月15日に開催される“的打神事”に行ってきました。
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神社の中で祈祷や餅撒きなどを一通り済ませたあと、いよいよ“的打ち”の開始!
宮司さんが最初に弓矢を射り、続いてこの地区の代表者らが順番に3本づつ矢を射ます。
的までの距離はおよそ20メートルほど。この矢が当たれば今年はいいことがある!ということで皆さんかなり真剣に弓を引いていたんですが、この弓がまた現代のアーチェリーなどと違って重いんです・・・。

ですから的まで届かなかったり、届いても的はなかなか射抜けなかったりで難しそうでした。
結局、今年の幸運を射止めたのはお二人だけ。それでも周りの小学生に『おじちゃん、かっこいい!』など声援を浴びて、射た人も周りも一体となって神事を楽しんでいる様子でした。

ちなみに私も神事が一通り終った後に試射してみたんですが、日頃の運動不足がたたってか的まで残り1メートルほどでポトリ・・・。
今年もいいことないのかなぁ・・・、残念!
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by noto-tourism | 2005-03-15 16:44 | 能登の観光情報(珠洲市)
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いかにも冬の能登!って感じの鉛色の空。
真昼間なんですが、レンズを通さなくても本当にこんな感じで薄暗いです。
ですから冬の青空は私にとって心のオアシス!
げんなりした気分も一気に晴れていきます。

ところでこの砂浜、ずぅ~っと向こうまで数km続く大きな砂浜ですが、あの有名な“千里浜”じゃないですよ。
ここは能登半島の先っぽ“珠洲市”のかなり奥のほう、能登空港からでも1時間以上はかかる“蛸島地区”の砂浜です。
のと鉄道の始発(終点?)駅“蛸島駅”があることでも有名ですね。

ちなみに砂浜は“千里浜”と違って車の乗り入れが公に認められていません。(たまに軽トラとか走ってますが)

そして写真左奥にピョコッと出てる大きな建物が珠洲ビーチホテルです。
田舎にこんなデカイ建造物があることに微妙に違和感を感じる方もいらっしゃいますが、ホテルの中に入ってる“スポーツクラブWAVE”はトレーニングルームや25m温水プール・ジャグジー、エアロビクススタジオなどの施設が地元の奥様たちにも人気で会員数も順調に伸びているようです。
もちろんホテルに宿泊された方もプールを利用することができます。


写真右下に人影が二人見えますね?
地元の仲良しオッチャン2人組らしいんですが、どうやら岩に生えている“アオサ”をとっているようです。
味噌汁に入れると磯の香りがほわぁっとただよって美味いんですよね。


素朴な田舎風景と、真新しく巨大な建造物が印象的な町“蛸島”でした。
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by noto-tourism | 2005-01-15 10:47 | 能登の観光情報(珠洲市)
初詣の予定はもう立てましたか?
たいていは有名な神社でお参りする方、近所の静かな神社に詣でる方の二通りに分かれると思うのですが、私は込み合うのを我慢してでも有名な神社に詣でる派です。

人込みは嫌いなんですが、なんか正月だなぁってのを実感できますもんね。
今日紹介するのは珠洲の須須神社、羽咋の気多大社と並ぶ能登の人気大社です。
とはいっても金沢からのアクセスもよく若い女性へのアピールが盛んな気多大社とは違い、大社の割りには比較的落ち着いた静かな初詣ができる穴場スポットとなっています。


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第10代崇神天皇の時代に創建された由緒ある須須神社は日本海側一帯の守護神とされ、県内屈指の古文書や源義経が奉納したと伝えられる“蝉折の笛”(義経が海難を救われた際に奉納)や“木造男神像”などが宝物館に保管(見学には予約が必要)されています。

上の写真は境内の“村上元三句碑”
時代小説家である村上元三(1910~)が詠んだ『義経は 雪に消えたり 須々の笛』という句が刻まれた句碑です。
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また社叢は国の天然記念物に指定されています。
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社殿は今年の夏に新築されました。真新しい木の香りが辺りに拡がっています。


ちなみに私は毎年決まった神社に詣でるということはなく、いろんな神社に行くことにしてるんですが、今年はどうしようかなぁ。
曽々木の岩倉寺もイイ感じなんですよねぇ。


■須須神社
石川県珠洲市三崎町寺家
Tel (0768)88-2772
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by noto-tourism | 2004-12-16 13:57 | 能登の観光情報(珠洲市)

白鳥の水田

珠洲市のとある水田では現在、白鳥が越冬のために集まってきています。
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白鳥の越冬というと北海道の大きな湖や沼などのイメージが強いですが、この能登にも白鳥はやってきます。

白鳥は水草の葉、茎、地下茎、根、果実、落ち穂、マコモなどの植物質食を昼頃から夕方頃まで採食し、日が暮れる頃になるとねぐらに戻って休息します。

野生の白鳥の越冬を生で見てみたいけど、北海道や東北まで行くのはチョット億劫・・・、という方はぜひ足を運んでみてください。50羽ほどの白鳥を間近で見ることができます。
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by noto-tourism | 2004-12-15 14:16 | 能登の観光情報(珠洲市)

須須神社のおみくじ

 みなさん、元旦以外でおみくじってひく機会ありますか?
 先日、禄剛崎灯台に行く際にちょっと立ち寄った珠洲市三崎町の寺家地区須須神社に、いつでもひけるちょっと豪華なおみくじを発見したので紹介します。

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 須須神社は現在改装中のようで、職人の方々がたくさんいらっしゃいました。外壁はほぼ完成のようで真新しい木の発色が鮮やかですね。
 ちなみにこの須須神社、古来より縁結びの神様としても有名だそうで、単に男女の仲を結ぶだけでなく生成化育、修理固成という日本民族の根本精神である神業を、自ら妹背(ふうふ)の契りを結び子孫繁栄の道を示し教えられた尊い祖神(おやがみ)様だということで、生業繁栄、五穀豊穣、大漁、交通安全、学業成就、縁結び、安産、育児、病気平癒、槌児祈願、鬼門除けなどの大御稜威(おおみいつ)あらたかな日本海の守護神として古くから信仰されているようです。

a0017012_15302529.jpg さて紹介するおみくじですが、元旦初詣じゃなくてもひけるように年中設置してあるようで、ひとつ¥200- となっています。ただ大吉とか凶とか書いただけの紙切れに¥200-を払うのは個人的にはちょっと戸惑う(だいたい¥100くらいだと思いません?)んですが、この須須神社のおみくじには開運を招く十二体の縁起物のいずれかがオマケとして同梱されているということで迷わず賽銭を投入!じっくりじっくり中のおみくじをかき回してこれだっ!ってやつをひとつ取り出します。


 おみくじをひくときはいつも大凶狙いの私ですが(希少なので)、残念ながら今回は末吉という微妙な結果に終わりました・・・。
 そしてオマケの縁起物は『六瓢箪』をゲット!むびょうたん→無病たんということで病気にかからない縁起物だそうです。12種類すべてを集めてみたい衝動を抑え、須須神社をあとにしました。

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 金色に輝く六瓢箪は今この時も財布の中でひっそりと私を病気から守ってくれています。
 能登半島の先端を目指す際はぜひ須須神社でおみくじひいて金のオマケをゲットしましょ~

 
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by noto-tourism | 2004-09-04 15:57 | 能登の観光情報(珠洲市)
 この灯台は明治16年(1883)、日本へ技術指導に来ていたイギリス人の設計により建設されたものです。当時は灯油で発光していましたが、昭和15年に電化され、その光は海上34kmまで達します。
 古来この地は日本海を航海する人にとって重要な目印で、江戸時代にはこの間近にある山伏山の山腹に九尺四方の行燈を設け、毎夜灯火して夜間航海の目印としていました。また天保7年(1836)には海上警備のため、現在の灯台付近に砲台が築かれていました。
 なおこの灯台は昭和38年まで灯台守が常駐していましたが、現在は無人灯台になっています。

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 360度の大パノラマ!・・・、というほどではないですが、それでも能登半島の先端から望む日本海は圧巻で、天気のいい日は佐渡も見えるという話です。

 ちなみに、ここにはこんな変わった看板があります。

→ 東京 302km
→ 上海 1598km
→ 釜山 783km
→ ウラジオストック 772km

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 あとは、ここが日本の中心だと示す石碑とか・・・。

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 私も旅が好きで日本各地いろいろ周りましたが、【日本のヘソ】と【日本最○○端】の観光地は全国数あれど、その両方があるのは、ここ能登半島先端・禄剛崎くらいなんじゃないかと思われます。
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by noto-tourism | 2004-09-02 11:07 | 能登の観光情報(珠洲市)

空海創建の寺/法住寺

 珠洲の秘境・曽の坊の滝が空海の修行の場だったと知った私は、いつだったか見附島を見に行ったときの写真に関連した文書が写っていたのを思い出しました。

見附島と空海

 弘法大師空海が唐の国に渡り恵果アジャリのもとで修行され三国伝来の伝承者と認められ金胎両部の潅頂をうけ密教伝来の三杵を授けられた。
 唐の僧たちはその三杵を奪い返さんと、日本に帰ろうとする空海を海岸まで追い詰めてきた。そのとき空海は、東方を望まれ『密教有縁の所に生きて我を待つべし』と三杵を大空高く投げられた。
 帰国された空海は、三杵を求めて海路佐渡より能登沖を通られたとき、波の音とともに法華経を唱える声が聞こえてきたので島を頼りに着岸された。(これが見附島ですね)
 そこで村人たちの案内により、山の桜の樹に捜し求めていた三杵のひとつ五鈷杵が光り輝き白夜法華経を唱えていたのを見つけた。
 空海は深くお喜びになり、ここに一宇を創建され吼木山法住寺と名づけられた。

 そして三鈷杵は高野山の松の樹に、独鈷杵は佐渡の小比叡山の柳の樹にかかっていた。

 それより島を見附島と呼び縁結びの神を祭り、海難の守り神とともに小社を安置し、4月18日を祭日とし舟を繰り出し島上に登り祝詩を奉じてきた。(昔は見附島に登る階段があったそうですが、今はないです)

 しかし今は歳月による風化に加え、能登沖地震や台風の被害により、島に往時の偲ぶ雄姿はなく島の社も崩壊したまま今日に到っています。

平成十二年七月   見附の社



 先日曽の坊の滝を見に行ったときは、滝への目印程度に考えていたんですが、なるほど本当に空海ゆかりのお寺だったんですね。
 ちょうどそのときに写真を一枚撮ったので掲載しておきます。

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 こちらは正門ですね。ここから100mほど階段を登ると法住寺です。
 門の周辺には桜が植えられ(これが五鈷杵が刺さっていた樹!?)、春には桜吹雪が見れることでしょう。小川のせせらぎが聞こえ小鳥のさえずりが聞こえる、まるで昔話の世界に迷い込んでしまったかのような場所です。

 それにしても空海が杵を求めて旅した3ヶ所のひとつが能登の山寺だったとは・・・。空海にゆかりのある話や土地は全国にたくさんあるでしょうが、奥能登で他にこのような場所があればぜひとも紹介したいです。そういえば空海が水不足で困っていた村人のために掘った泉の話も聞いたことあるようなないような・・・。空海について勉強することにします(^^;
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by noto-tourism | 2004-08-31 15:55 | 能登の観光情報(珠洲市)

倒(さかさ)スギ

 枝が全て下に垂れた珠洲市上戸地区の杉の大木を紹介します。

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 石川県指定天然記念物 倒(さかさ)スギ

■県指定年月日
 昭和44年3月19日

■指定の理由
 樹形の優れたスギの名木

■説明事項
 倒スギは、樹齢約850年と推定され、幹周り6.78m、高さ12mで、樹高に比べて枝のひろがりがあり、それは30mにもおよぶ。
 すべての枝が下方に垂れ、地面につくものもある。こうした樹形はまことに珍しくみごとであり、この名の由来があると思われる。


 と、看板には書かれていました。

 このスギの大きさや形がみごとなのはもちろんなんですが、私が驚いたのはこんな名木が山奥ではなく里の真ん中にあることです。そう、このスギは街道のすぐ脇の水田地帯の真ん中にど~んとかまえているんです。
 もしかしたら、850年前に盆栽好きの近所のおじいさんが田んぼの作業の合間に大好きな盆栽を眺められるよう、あぜ道に植え、それが大きくなったんでは?そんな想像をせずにはいられない不思議な杉です。
 ぜひ一度ご覧ください。
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by noto-tourism | 2004-08-29 17:26 | 能登の観光情報(珠洲市)