能登の旬な情報をお届けします。


by noto-tourism

カテゴリ:名水( 7 )

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鉢伏山山頂付近で、またまた霊水らしきものを見つけてしまいました。
その名は“お仏共様の水”サブタイトルは『生命の源泉』です。

場所は鉢伏山山頂の看板から東へ数百メートルほどの地点。なぜ“生命の源泉”と呼ばれているのか云われなどは分かりませんでしたが、きっと飲めば力がみなぎってくるんでしょうね。

ちなみに念のため沸かして飲んでください、とのことでした。
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by noto-tourism | 2005-04-25 16:17 | 名水
鵜川・菅原神社のご神体は七見地区の海岸に漂着したものらしいのですが、そのご神体を洗い清めたと云われているのが、今日ご紹介する“御手洗の池”です。
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この水で洗い清められたご神体は、敷き詰められた新しい藁の上で乾かされ、その後桜木地区の大杉の下にしばらく祀られていたそうですが、やがて菅原神社に遷されたようです。

そして御手洗池の上には祠が建てられました。
これは桜木薬師(能登十二薬師のひとつ)の堂でもあり、現在も地元の方々により綺麗に祀られています。
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ちなみにこの御手洗の池はいつしか“薬水”と呼ばれるようになっていったそうですが、はたして何に効くのか・・・。とりあえず生で飲めないのは確かなようです。
ご神体を洗ったというほどですから、もしかしたらこの水で体を洗うと肌が綺麗になるとかだったりして( ´ー`)

ちなみにこの薬水&祠の場所ですが、阿武松緑之助の石碑のすぐ近くです。

『この水で顔を洗ったらシワがなくなったわ!』なんて報告お待ちしてま~す!
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by noto-tourism | 2005-01-21 12:44 | 名水
思えば奥能登の名水と聞けばどこにでも行ったもので、中には紹介できないぐらいグロい水だったり、いつのまにか有名になったのか久しぶりに行くと立派な祠ができていたりで、“名水”に絞って能登を周るのもなかなか面白いものです。

今日ご紹介するのも名水のひとつなんですが、それは一般に広く知られている名水とはチョット異なり、文献に載ってはいるものの現在は忘れ去られようとしている知られざる名水です。

その水があるのは能都町・猪平地区。そこは海の町・能都町の海岸線から5kmほど進んだ山間部にある集落です。
ここには、沸かした水を飲むと浮腫が治るといわれている音無川の薬水というものがあるんです。
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雨が降ったあとで水は濁っていますが、普段はきれいな清流です。


昔々、羽根を怪我した鷹がこの水で傷を癒しているのを旅の僧が見つけたそうです。この僧は行基ではないかとも言われているのですが、詳細は分かりません。
さて、この鷹を見た僧はとてもこの水を気に入りゴクゴクと飲んでいたのですが、どうもこの水には傷を治す効果がある様子。さっそく地元の浮腫で悩んでいた老婆にこの水を勧めてみたところ、なんと翌日の朝には腫れがひいていたそうです。

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ちなみに薬水のそばには地蔵があり、目の前には大きな杉が立っています。
この杉、植林されたものではないのらしく手入れはされていないのですがパッと見ても直径1m以上はある立派な巨木です。樹齢でいうと300年はカタイんじゃないでしょうか。

あまり知られていないこの薬水ですが、地元の方の話によると珠洲や遠く加賀のほうからもわざわざ汲みに来る人がいらっしゃるようで、薬水への道の登り口にある山本さんのお宅には『おかげさまで腫れ物が治りました』と感謝の電話や手紙がしばしば届くそうです。

ぜひ一度行ってみたい!という方は、猪平の集落に入りましたら赤い防火水槽の建物を見つけてください。えっ!?赤い建物が見つかるか心配ですって?
いやいやメインストリートが一本あって、その道沿いですから迷うことはまずありません。
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赤い防火水槽の建物を見つけたら、あとは分かれ道を山側に登っていくだけです。
今回は積雪の為歩いていきましたが、実際は未舗装林道が続いていますので車の乗り入れも可能です。

分かれ道を1kmほど進むとまた分かれ道があるのですが、戸惑うことはありません。
この分かれ道の真ん中が薬水の通り道になっているんです。
そして取水用のパイプが取り付けられているので間違えることもないと思います。

ちなみにパイプから取水された薬水は猪平集落の各家庭の蛇口に繋がっています。つまり猪平の人たちは毎日薬水を飲んで腫れ物知らずってことですよね。羨ましい限りです。
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by noto-tourism | 2005-01-19 19:05 | 名水
 窓岩や接吻トンネルのそばに名水があったので紹介しますね。
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 コチラの講堂清水は千体地蔵などの名勝がある霊山“岩倉山”にしみこんだ水が地下水となり宮の縁清水と二ヶ所に湧き出ているものです。

 夏は冷たく、冬は温かい水として知られ、どんなに長い日照が続いても枯れたことはないそうです。そのため地元では“おこどの水”“みやの水”として昔から親しまれてきました。

 また最近では“曽々木の美味しい水”として茶の湯を立てる人などに人気で、遠くからわざわざ汲みに来たり、宅配便で送ってもらう人もいるようです。

 なぜこの水が名水と呼ばれるようになったか?なんですが、昭和24年に京都大学教授で医学部長を務め、水の権威者としても知られた戸田正三博士が金沢大学の初代学長に迎えられたそうです。で、戸田博士が曽々木に来られた際にここの水を飲んだところ『世界で三本の指に入るほど美味い水だ』と讃えられたそうです。

 でも、もちろんその前から知ってる人は知っている隠れた名水だったんですよ。

 例えば嘉永6年(1853)の初夏、13代加賀藩主の前田斉泰(なりやす)公が能登を22日かけて一巡した際、時国左門家(上時国家)で宿泊されたそうですが、そのときに御膳水として“講堂清水”が、御代水として“宮の縁清水”が指定されたというほどです。

 でも当時は水道なんてありませんから、時国左門家(上時国家)では1200m離れた清水まで多くの人手をつかって樽桶で水を運んだんですって。


 さて問題の水の味なんですが、無味無臭でかなりの軟水のようです。岩倉山自体がかなり急な山ですし、ミネラルなどはあまり含まずに一気に落ちてきたんでしょうか?確かにお茶やコーヒー、料理につかうには良さそうな水でした。
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by noto-tourism | 2004-11-16 17:40 | 名水

行延の弘法水

 能都町の名水を調べた後、他にも近くに名水はないものかと知人に聞いたところ、内浦町行延地区の弘法の井戸を教えてもらいました。

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 こちらはその名のとおり弘法大師の伝説が残る湧水で、平安時代に弘法大師がこの地を訪問した際、喉が乾いたので民家に立ち寄り、家人らが遠くまで水を汲みにいったことを不憫に感じた大師が、杖を地面に一突きしたら水が湧き出たと伝えられています。

 う~ん、どっかで聞いたことがあるお話だ・・・。

 そう、先日曽の坊の滝を調べたときにそんな話を見たことがあったと思い出し、改めて調べなおしてみました。

 その結果、弘法大師にまつわる伝説は全国に5000以上あり、水関係だけでも1600以上あるということがわかりました。つまりこの行延の弘法水も1600伝説のひとつだということですね。
 そのなかでもこのように『喉が乾いた大師が水を所望する。老婆が遠方から水を運んで快く水を提供したので、水に不自由なこの土地に同情し,御礼に杖で地を突いて水を出す。』という話が一番典型的なもので、他にも『水を惜しんだ老婆が,嘘を言って大師を追い返す。すると湧水や井戸が白濁したり、涸れてしまって水に苦しむことになる。』という話や、『塩の入手に難儀していることに同情し、塩水井戸を湧かす。』『土地を荒らす竜を閉じこめ、竜が悔い改めて水を湧出させた。』『料理されそうになっている鮒を助けたところ片目の鮒になった。』『盲目の老婆に水をもらい、御礼に眼病に効く水を湧出させた。』という話もあるそうです。
 ちなみに石川県内だけでも弘法水の伝説は56箇所も確認されているそうで、なんだかあまりにもお腹いっぱいな伝説に食傷気味になってしまいます。

 とあるサイトの説明によると『弘法水は大師自身が掘当てた水と考えるよりは、水量はわずかながらも水の乏しい地域に数百年もの間変わらずに湧出し続け、淘汰された湧水・井戸水と考えるべきだと考えられ、一方で無数の湧水、地下水の中で特殊な水質を持ち合わせ、疾病(特に眼病・皮膚病)や健康増進、その他の水として利用できたものは、当時の衛生状態や医療技術レベルから薬水・霊水として用いられるようになり、それが水神信仰とつながって弘法水となったと思われます』と締めくくられていました。

 ちなみにこの行延の弘法水、湧出量はかなり少なく、500mlのペットボトルが1分間でやっといっぱいになる程度です。味は軟らかく、口の中がさっぱりします。コーヒーやお茶、和風だしや料理などに使うとよいかと思われます。
 ちょうど私の前に近所のおじいさんが水を汲みに来ていらっしゃったので話を聞いてみると、朝晩必ず弘法水をコップ一杯飲み、食後のお茶も弘法水で沸かしているそうです。おかげで病気知らずだと笑ってましたが、プラシーボ効果?二日酔いにも効くということでアセトアルデヒドを尿といっしょに排出する手助けをしてくれるサルフェートが含まれている可能性もありますが、成分表が提示されているわけではないのでなんとも言えません。
 町役場にはそうゆう資料(成分表)があるんでしょうかね?
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by noto-tourism | 2004-09-09 16:15 | 名水
 人間の体の大半を占める水は生命の源。水無しには人間は生きていくことができません。私もなかなかの水好きで、家の冷蔵庫にはコントレックスエビアンを備え、車には取水用のポリタンクを常備し、門前町古和秀水中島町藤瀬の霊水にはよく行くんですが、やはりミネラルウォーターも安くありませんし、名水も能都町からは遠く、どこか近くにいい水はないものかと探していました。

 そこで能都町の名水はないものかと探した結果・・・、とうとう見つけました!

 まずは高内畠の地蔵堂霊水。国道249号線、能都町高内畠地区の建設会社資材置き場裏にある地蔵堂の脇の井戸。
 この霊水にも云われがあり、今より約400年の昔、上杉謙信の軍勢が七尾城を攻め落とし、勢いに乗って奥能登にも攻め込み、真言宗・霊山寺(瑞穂地区)に火を放ち焼き払ったらしいのですが、その時に霊山寺住職が悲観の余りに高野山で修行し、この地に再び戻ったときに地蔵堂を建て、自らも堂に篭りお経を唱え続けていたそうです。ある晩菩薩から『ここに井戸を掘り地蔵の供水となし病める信心の老若男女に施興すべし。諸病必ずや平癒するなり』とお告げがあり、以来腫れ物やかゆみ、神経痛、胃腸の疾患などに効能があるとして北海道からわざわざ水を送ってくれと要望があったほどらしいです。
 とはいえ能都町に住んでいながらそんな名水を今まで知らなかったとは。すぐに地蔵堂霊水を汲みに行ったのですが、そこで見たものは・・・。

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 なんとも微妙な井戸・・・。一応蓋はしてあるのですが開けてみると埃や虫が浮いていたりで、とても生では飲めそうにない様子でした。腫れ物やかゆみに効能があるということですが、これで肌を洗い流し清めるということでしょうか?能都町に住んでいながら誰も詳しいことを知らない名水の理由がなんとなく分かった気がします。

 
 気を取り直し向かった先は能都町神道地区の神道清水と呼ばれる名水。こちらは美味しいお茶やコーヒーを入れるために、また水道がひかれる前までは地元の方の生活の水として愛飲されてきた知る人ぞ知る名水の穴場らしく、この地区に水道がひかれた今も地元の方々は家まで清水をひいているそうです。

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 こちらは山から直接湧き出る山水で、一口すくって飲んでみたのですが、急斜面の山から直接湧き出ていることもあり、日本産の代表的なミネラルウォーターに比べると少し軟らかい印象の水で雨水が短期間でろ過されたのだと推測されますが、かといって旨味や個性が少ないわけではなく山の香りを感じることができる水でした。

 しかしこの神道清水、名水として広く認知されていたり観光用に町が管理しているわけでもないので、案内看板など皆無。地元の方に聞き、何とか辿り着くことができました。

 今日は汲んで帰った神道清水で二三味コーヒーでも楽しもうかと思います。

 みなさん、車にポリタンク積んでますか?奥能登観光の際はぜひともお忘れなく!
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by noto-tourism | 2004-09-08 17:26 | 名水

病に効く藤瀬の霊水

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 さて、能都町から中島町までは車で40分ほど。とりあえず奥能登の基幹道路である珠洲道路から能登空港経由で穴水を目指します。この時期、この珠洲道路には脇に鮮やかなサルビアが植えられ、熱く焼けた道路に潤いを添えています。付近のボランティアの方々によって全て手作業で植えられているそうで、なんとも頭が下がります。
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 穴水からは能登有料道路に乗り、横田インターチェンジまでしばし快適なドライブを楽しみます。中島町・横田IC(通行料・普通車460円)で下りると、大きな看板で藤瀬の霊水までの道案内がされていました。これなら迷うことはないですね。

 横田ICから5分ほどで藤瀬の霊水に到着!お盆休みの最終日か、普段からそうなのかはわかりませんが、10台ほどの駐車場は車でいっぱい!とりあえず利用料金の300円を支払い、水汲み場へ・・・。

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 うぉ~、さすがに人気が高いだけあって皆さんポリタンクやらペットボトルをありったけ持ってきているようですね!私は一口飲めれば十分だったので皆さんの後ろに並んで待ってたんですが、ペットボトルを100本は持ってきているであろう前の奥さんが『先にどうぞ』と譲っていただいたので、お言葉に甘えて手にすくい一口。

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 竜の口から滾々と出てくる水を口に含むと独特の硬くて締まった味がします。いわゆるミネラルウォーターってやつでしょうか?夏の暑いこの日中でもキリッと冷え、決して枯れることはないということです。皆さんこの水でお米を炊いたり、お茶を入れたりしているそうですが、お茶でしたら古和秀水のほうがまろやかでいい感じだと個人的には感じました。

 さて、この霊水の云われを紹介しておきましょう。

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 病の治る水として知られ、月光観音がお告げになった霊水。中島町字藤瀬、国重文指定座主家当主として知られる座主正盛さんは、10年来重度の神経痛に悩まされていましたが、昭和54年4月28日の深夜、枕元に月光観音があらわれ『あなたの裏山の水を飲めば治る。治ったら他の人にも勧めて下さい』とお告げがあり、それから4日目ごとに計3回のお告げがありました。
 それ以来、食前にこの水を200ccほど飲み続けたところ、茶碗を持てないほど不自由だった手や体が元に戻りました。このことが話題となり、この水を汲みに県内はもとより県外からも人々が訪れるようになりました。
 また病気が治ったという事例もかなりあります。この水は綺麗で口当たりがよく飲みやすいのも特徴です。
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 個人的にはちょっとうさん臭い云われですが、水は結構美味しいのでゴクゴク飲めちゃいます。聞いた話だと生水であるにもかかわらずどれだけがぶ飲みしても腹を壊さないそうで。

 それにしても枕元に観音様があらわれるなんて・・・、ぜひとも私の枕元で『おぬしの家の裏山には金塊が埋まっておるぞよ』とか告げてほしいものです(笑
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by noto-tourism | 2004-08-16 17:36 | 名水