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by noto-tourism

天狗平の御所桜

 鉢伏山の山懐にある上河内は熊州木地師の活躍した伝承や足跡がある。
 豊かな林材(ブナ、ケヤキ、トチ)などをいかし、天狗椀と呼ばれた古代椀を生産した。木地師には、上方詣りの風習が伝統として強く守られていたといわれている。木地師たちは江州小椋郷に閑居した職組惟高親王(文徳天皇第一皇子)の御所を敬い、奉仕し、通行手形、綸旨などを授けられたという。
 なお、その折御所桜の苗木を持ち帰り当地に植えたものと伝えられている。

 御所桜はエドヒガン(アズマヒガン、ウバヒガン、ウバザクラ)と称され、伊豆、駿河地方に多い暖地性の種族であるが、寒冷な当地に見ることは真に貴重である。天狗椀の歴史を物語るに証しであり、この種の県内第一の巨樹として記録されている。

 また昭和三十七年に柳田村天然記念物に指定された至宝である。
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 う~ん、それにしても春にこの巨樹の存在を知っていれば満開の桜を取れたんですがご覧のとおりの葉桜です。
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by noto-tourism | 2004-07-22 15:10 | 能登の観光情報(柳田村)