能登の旬な情報をお届けします。


by noto-tourism

柳田村の猿鬼伝説

 さて、今日は柳田村の猿鬼伝説を紹介します。


a0017012_1545261.jpg
■猿鬼伝説(地名伝説)
 昔々、当目の岩井戸という洞窟に住んでいた猿鬼と呼ばれる怪物を退治したという伝説が奥能登一円に広く分布している。そこから地名の由来となった話を抜粋。

 猿尾谷から釜が谷を経て当地に住み着いた猿鬼が村々を荒らしまわるので、神々は気多大社の大明神を大将に、三井の大幡神杉姫を副将として退治することになった。
 まず、神々が兵を寄せたところが駒寄(こませ)、猿鬼の体に漆が塗ってあり弓矢が立たず後退した場所が神和住(かみわすみ)、神杉姫が「筒矢で射よ」とお告げを受けた歌波の浜、毒を採取したところが千毒(千徳)、目に矢が当たったところが当目、その黒い血が流れ出たところが黒川、五十里、車前草(おおばこ)で傷の手当てをしたところが大箱、猿鬼の首を埋めたところが鬼塚、その霊を祀って祠を建てたのが岩井戸神社(猿鬼の宮)といわれ、伝説由来の地名が多く残っている。

とのこと。

 この辺りの地名の由来となった壮大な伝説をこの目で確認できる神社が近くにあると知った私は、さっそく岩井戸神社に行ってみることにしました。


a0017012_1602567.jpg
 まずは観光案内を頼りに柳田村の当目地区へ向かいます。能登空港から車で10分ほどでしょうか。比較的広い道路を快適に進むと迷うことなく岩井戸神社前に到着しました。男女のトイレと10台ほどが停められる駐車場、バス停などがあり、神社は駐車場から道を挟んで向こう側の川のほとりにある様子。早速車を停めて川沿いの階段を降りていきます。


a0017012_1665058.jpg
長い階段を降りていくと近くで川のせせらぎが聞こえます。どうやら神社は川のほとりにあるようですね。


a0017012_1675680.jpg
緑のトンネルを抜けるとそこに伝説の猿鬼の宮がありました。
足元には苔が覆い、滑りやすくなっているので慎重に先に進みます。

 赤い橋と緑のトンネル、川のせせらぎが聞こえる猿鬼の宮は、昔確かにここに猿鬼が住んでいたに違いないと思わせる、神秘的な場所でした。
[PR]
by noto-tourism | 2004-07-21 16:17 | 猿鬼伝説