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by noto-tourism

藤ノ瀬甌穴(おうけつ)群

 今日は県の天然記念物にも指定されている藤ノ瀬甌穴群(姫滝甌穴群とも言う)を紹介します。

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※写真の赤い丸が甌穴

 藤ノ瀬甌穴群は能都町藤ノ瀬地区の川原に指定されている約600メートルの範囲で、新世代第三紀中新世の柳田累層に属するほぼ均質な軽石凝灰岩層が広く分布している場所です。
 ここを流れる上町川の、増水時に上流から運搬されてきた円礫が、均質でやや脆い岩盤表面の凹部にはまり込んで、凹部で回転運動する際に岩盤を侵食して大小様々な壷状の孔(甌穴)を形成したそうです。
 簡単にいうと、自然の力で底に丸い穴がたくさんあいた川ってことです。
 その穴も実に様々で直径が最大で2メートルに達する甌穴や、深さ1.5メートルにも及ぶ落とし穴みたいな甌穴まで大小合わせて約100個の甌穴が散在しているんです。

 まぁ凸凹の川を見ても『ふ~ん』で終わりそうなもんですが、実は見所はその下流にある滝なんです。最大落差2メートルほどの小さな滝ですが大小10ほどあり、また河川の営力による浸食作用の代表例として学術的に大変貴重なものだそうで、周りの田園風景と合わさって何ともいえない和みの空間となっています。

 お子さんとの夏休み、こうゆうなんでもない田舎の風景の中で学術的に貴重な資料を眺めて見るのもいいですね。大人も童心にかえって水遊びしてみたり、川釣りなども楽しめますよ!
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by noto-tourism | 2004-07-15 17:07 | 能登の観光情報(能都町)