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恵比須神社とえびす崎/遠島山

能都町・宇出津港、遠島山公園側の岬“えびす崎”には恵比須神社と呼ばれる小さな社があります。
えびす様といえば漁業の神様で、どこの漁村に行っても大抵は“えびす様”関連のものが祀られているのですが、ここの“えびす様”はチョット変わった場所にあります。
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遠島山の恵比須神社は祠のような簡素なものではなく、景勝地の一角に社地40平方メートル、社殿10平方メートルの立派な社が建てられています。

しかも歴史もかなり古く、約千年前にはこうして祀られていたということですから、昔からこの辺りは漁村であり、尚且つ多くの漁民たちから崇め親しまれていたのだと推測できます。
ちなみに今でも朝夕の出港、入港の際にはこの恵比須様を拝む為に船を止めたり減速するのを見ることができます。

この“船からお参り”っていうところがミソなんですが、実は陸からは行けない(行きにくい)ような急斜面(崖)の一番下、海のすぐ際に神社はあるんです。
じゃあどうやって、この写真を撮ったかなんですが、決死の思いで崖を降りてようやく撮ってきました。
いやぁ、ちょっとホントに死にそうでした・・・。

木々から伸びたツルを伝って約20メートルの崖を下りるわけですからかなり危険で、一歩間違えると海へまっ逆さまなんですが、意外にも一部の釣り人の中にはわざわざこの崖を下りて釣りを楽しむ人もいるということですから驚きです。


この恵比須神社は明治45年に酒垂神社に合祀されましたが、その後再びご神体を迎え、その後3回(昭和2年、昭和21年、昭和53年)社殿を建て替えています。

3回目(昭和53年11月30日)のときには関係者らが当時のお金で300万円を出し合って社を修復し、恵比須神社の総本山でもある兵庫県・西宮神社から新しい御神体を受け取り、盛大に奉迎式を行い祝ったそうです。
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by noto-tourism | 2005-02-16 13:56 | 能登の観光情報(能都町)