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アケビと鯨の関係

 アケビの実もそろそろ色づいて秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆さんアケビの実がなっているのを実際に見たことありますか?能登に住む私たちにとってはごく普通の光景ですが・・・。

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 あけびは山野に自生するつる性の落葉植物で、熟すとパカッと実が開きます。「開け実」が語源というのも納得ですね。野菜、果実どっち?といった疑問も出そうですが、部類は果実に含まれるそうです。
 ちなみに木部にはアケビンという配糖体が含まれていて、利尿効果や鎮痛作用もあり健康食材としても注目を浴びているんですよ。

  ところで、あけびといえば中に入っている半透明でゼリー状の甘い果肉を食べるものですよね?子どもの頃に種を噴き出しながら食べた記憶のある人も多いのではないかと思います。

 でもアケビについて調べてみると面白いことが分かりました。
 山形県では、その果皮を料理して食べる習慣が根付いていて、肉詰めや油いため、天ぷらなどが秋の食卓に飾られるということです。いや、私が知らないだけで奥能登でもアケビの皮を料理する習慣があるのかもしれません。でも一般的な感覚でいうとちょっと不思議な感じですよね?
 そのちょっぴりほろ苦い味は、幼少時は苦手だった人でも成長とともに好物になったという話しもよく聞こえてくるそうで、さらに山形県内の特産地では、「秋の彼岸が近づくとご先祖様の霊が「あけびの舟」に乗って帰ってくる」という言い伝えがあり、家の仏壇に供えられる風習もあるそうです。

 アケビの皮を料理に使ったり、ツルを編物に、仏壇にも供えられるアケビは特産品として栽培までされているなんて・・・、皆さんご存知でした?

 ちなみに鯨と関係の深い能都町ですが、鯨も同じように捨てるところがないモノだったりします。脂身や髭まで有効利用しますもんね。アンコウとかもそうかな?
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by noto-tourism | 2004-10-06 17:40 | 能登の旬な情報