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by noto-tourism

明泉寺の五重塔

 観光パンフレットを眺めていると写真や詳細な説明があって、現地に行かなくてもまるで行ってきたかのような錯覚に陥ってしまいますが、実際に足を運ぶと意外と新しい発見があったりして面白いものです。

 今日ご紹介するのは穴水町明千寺地区の高野山真言宗白雉山明泉寺の境内に立つ五重塔。奥能登の観光パンフにももちろん掲載されている有名なお寺です。

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 この塔は前波海岸に産出する石灰質細粒砂岩(前波石)を用材としたもので、総高6.8mの大石塔。初重軸部は両側と奥の3方を石壁で囲み、内部を厨子とし、中に塔と同年代の石造大日如来坐像を安置されています。屋根や軒の二重たるきの手法など、木造建築を模した特色豊かな石層塔で、優美な基壇の蓮弁彫刻などからみて、鎌倉後期の造塔であろうと考えられています。
 またこの塔は、三重から上が倒壊して付近に散乱し、二重屋根までが傾斜しながらかろうじて建っていたものらしいのですが、昭和45年(1970)7月に解体復原工事に着手し、同年11月に復原が完了したそうです。
 白雉年中(650~654)の草創と伝える名刹明泉寺の中世盛時を語る遺産として極めて重要であるということで昭和58年12月6日に 石川県文化財保護条例(昭和32年石川県条例第41号)第31条第1項の規定に基づき、県指定史跡、史跡名勝天然記念物として指定されたそうです。

 さて、私が現地に足を運んで何を発見したかというと、大きな木製の大仏(正しくは釈迦如来坐像というらしいです)。パンフレットにはこんな大仏があるなんて記載されていませんでした。
 真っ白な蔵の中にたたずむ釈迦如来像は高さ5mはあろうかというもので能登でこんな大きな仏像は初めて見ました。木製でかなり破損はしていますが仏像としての神々しさは失ってはいません。

 ちなみに仏像の写真は撮ってません。興味のある方はぜひ現地へ足をお運びください。
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by noto-tourism | 2004-09-18 17:34 | 能登の観光情報(穴水町)